先日、天才ピアニスト松永貴志氏と六本木で会食いたしました。
初めて彼と会ってから、共演した回数の少なくとも十倍の回数は遊んでいると思いますが、いつもとても楽しい会合になります。無論、その日も漏れ無く。
ですが本題はそこではなく、六本木会合の帰り道。
電車も無くなったなあ、くらいの時間に松永氏と別れた後、
六本木に来たのになあ、ともてあまし気味だったためドンキホーテにゆこうと思い、
六本木交差点からドンキホーテに歩いていると、デカくて真っ黒なジョンコーヒーの様な大男に話し掛けられました。
ギロッポン、深夜、生物学的分類「女子」
この条件が揃えばナンパ未満の声が無数に、そして果てしなく無駄にがかかるものなので大半の女子がそうするように普段からあまり気にせず歩きます。
がジョンコーヒーはやたらしつこい上にやたら日本語が下手でした。
だいたいギロッポン外人はある5単語くらいは非常に流暢なものなのですが。
背後からずっと話し掛けられているのは解っていたのですが、特に反応もせずに100メートルくらい歩いたところでジョンコーヒーは私の肩をガッとつかみ、がっつり肩を組み始めました。
「おおお?!これ結構ヤバいんじゃないか?!」とびっくりしていると、小声で「英語は喋れるのか?」と。
まあ多少は、的なことを答えると
「もう逃げなくていい」
━ ごめん、多分人違いだ。
「俺と待ち合わせしてたってことにしよう。」
━ ごめん、多分人違いだ。
「いいから警察に行こう。な?俺も付いていってやるから。」
━ ごめん、多分人違いだ。
「ダーイジョブダーイジョブ。(日本語)」
━ ごめん、多分人違いだ。
「泣き寝入りすることはない。君は悪くないんだ。」
━ ?
「警察に行ったら裁判。裁判をするってことは証言をしなきゃいけない。」
━ ??
「そいつはかなりキツいだろうし、女の子にとっちゃそりゃあ恥ずかしいことだろう。さそがし屈辱的だろう。でもそれを勇気を持って果たして、慰謝料をもらい、ママのところへ帰った君をバカにしたり悪口を言う奴なんかいないさ。
乱暴なんかする奴がいい思いしてることなんか無いんだ!そんな奴最悪!ファ○ク!…悪い。」
━ ごめん、多分人違いだ。
「…俺の話し聞いてたか?」
━ …
というようなやりとりをワンセットとして、最低三回は繰り返したところ、
どうやら彼から見た私の服装が乱暴にあったか乱闘した後に見え「こりゃあえらいこっちゃ」と、勘違いし追って来たらしい。
その日の服装はというと、黒い皮ジャン、
白いTシャツ(ビリビリ)、
ジーンズのミニスカート(ボロボロ)、
厚手の黒タイツ(ビリビリに破き、さらにほつれを加えた手製品)、
ブーツ。
更にその日は雨風の強い日で、私の金髪頭はボッサボサでした。
大分誤解が解けた後に、
ナンシーになれると思ったんだ、などと供述してみるもなお「本当に大丈夫なのか?」と言うジョンコーヒーは、その後手早くタクシーを拾ってくれ、それでも
「金はあるのか?無さそうだな。」
━ 一言余計だなあ。
「母ちゃんは家にいるか?メシは食ってるのか?食ってるだろうな。」
━ 本当に一言余計だなあ。
と、この期に及んで心配を振り撒き、「なんでも困ったらすぐ誰かに言うんだぞ。みんなキョウダイ、大丈夫だ。ダーイジョブダーイジョ…」
言い切らないうちにドアは閉まり、手を振って別れました。
スティーブン・スピルバーグ作「グリーンマイル」劇中の心の優しいジョンコーヒーは、その優しさあまり普通より多くの情報を得てしまうがために、彼にとって俗世があまりに生きづらく、進んで冤罪のままに死刑執行を望み、その望みは叶ってしまう物語です。
六本木で会った彼は、顔や声や体格があんまりジョンコーヒーに似ているので変に心配してしまいますが、
こんな人もいるんだなあ、でも絶対こんな人ばかりじゃないから気を付けよう。
とぼんやり思いました。
では、また次回。
矢野沙織
流石バッパーだ。
何か優しいのか余計なお世話かわからない
黒人さんですねぇ。。。
ちなみに、ど〜でもいい指摘なんですが
グリーン・マイルの大型黒人さんは「ジョン・コーフィー」ですよん♪
この映画何度見てもないてしまいます・・・
そんな大きな人がずーっとついて来ると、怖いですよねぇ。
でも優しい黒人さんだったってことでいいんですよね。。(笑)
の三セットで、ジャズを思い浮かべてしまったのは、僕だけでしょうか。
「あなたの音が好きなんだ。今度セッションしたい」見たいな結果になるのかと思ったら、結構、面白かったです。
You tubeで発見したときは、目からウロコでした。You tubeが無ければ、沙織さんのソウルにも気が付けませんでした。
上を目指す沙織さんの姿が好きです。
これからのクリエイティブな音楽期待してます!
三年前は二回も横手市に来たのに最近はトンと・・・
グリーンマイルは名作だ、何度観たことか。
グリーンマイルの原作は
スティーブンキングですよ。
僕もテナーですがSax吹いてます。
ギロッポンの夜は何だか怖いイメージがありましたが、めちゃくちゃ良い人いるんですね。
ホントにそんな人ばかりではないと思いますが、世の中捨てたもんじゃないと思いますね。
あたしはジャズを吹くのにあこがれてアルトサックスを吹き始めました。
なので、矢野沙織さんにあこがれちゃってたりします!
夜のギロッポンで黒人さん・・・。
な、何かダークな話しだな・・・と思いきや何気にウケる話しですね♪
これからも沢山矢野沙織さんだから吹ける矢野沙織Tasteな曲を楽しみにしています。
いや〜すごかった 本田流vs矢野節!!カッコイイ〜 本田さんも某グループ以来だったので感動しました。
本田さんが゛チャーリー・パーカー″吹くなんて…一見の価値アリ?O(あと沙織様の破れた黒タイツも!?)
二人の”Open Mind“もよかったっす?N
まだツアーは終わっていないので行ける人は行ってみてください。
沙織様、お疲れ様でした。
また来て下さい!!次は市原ひかりちゃんとのセッションがみたいなぁ<img src="https://blog.seesaa.jp/images_e/142.gif" alt="がく〜(落胆した顔)" width="15" height="15" border="0" />
そんな体験なかなか出来たもんじゃないし( ̄ー ̄+笑
たまたまblog覗いて良かった♪笑った×2
また覗かせてもらいますぜ〜(-∀-)笑
六本木のジョンに私も出会ってみたいですね。心配されるかも!
真剣な眼差し、顔を真っ赤にし怒れるように吹きまくる、凡人には到達不能なプロの技に感動しました!
本田さんとのトークも楽しかったですよ。
是非また広島で演奏して下さいね。
これからも矢野さんの音楽聞かせて下さい、応援してます。
今日はありがとうございました。
本田氏とのセッションは圧巻でした。ビバップを吹く本田氏も、フュージョンを吹く矢野氏も共に新鮮で見ごたえがありました。
今後また機会があれば他のミュージシャンとのセッションも期待してます。
一人でのライブでのトークでは緊張している感じがするんですが?また福岡でライブがあれば行きたいと思ってます。トークでの成長を楽しみにしています(笑い)
でも日本人はそういう風に心配してくれる
人いないですよね・・・
先日のNHK-FMのライヴ、聴きましたよ。
演奏はもちろんグーでしたが、沙織さんの声にやられました(笑)。セクスィーな声です。
映画、好きそうですね。1986年の「ジャズ大名」(もち日本映画)笑えます。大物俳優、ミュージシャン出演!機会があったらぜひ!
それまで正直あまり知りませんでした。
けど行ってみたら握手会でも一言だけ言っちゃいましたが、『カッコよかったです!!!』
女性にはあまりいわないですよね…沙織さんびっくり眼でしたよ。。。。。
もっと話してみたかったですけど、俺も緊張して一言が精一杯でした!
また機会があればいきます★そのときも今日と同じ黒ジャケットで行きます♪
てか君、駅で広告見て今日初めてブログを覗きに来たけどおもろいな!
儂は、サックスを吹ける女性は
理屈抜きで好きですわ。
70歳のhoyden1986こと沙織ちゃんがスターアイズで演奏しているのを不思議な命を授かった100歳のhoyden1956こと私がコーヒーでも飲みながら聴いているのは、2056年のことですね。そんな未来の記憶が頭をよぎるような映画でした。
最近は、沙織ちゃんのライブへの参加をサボっている私ですが、カーステレオで週に4〜5回は、「hoyden」だの「砂とスカート」だの「ボヘミアアフターダーク」だの「ブルーボッサ」だの「エブリシングハップントゥミー」だの「ドントエクスプレイン」だのを聴いていて、骨身に沁みついていますのでご安心を。
それにしても「hoyden」、よくあんな素敵な旋律を思いついたものだと感心してしまいます。ピアノ、トランペット、そしてモールス信号以降の沙織ちゃんの圧巻の演奏と聴き所満載で、もう少なく見積もっても200回くらいは聴いていると思いますよ。何回聴いても全く飽きることがないです。
またそのうち、ライブも寄せてもらいますね。ご活躍を。
初めましてo(^o^)o
去年の4月から、吹奏楽部でA.SAXを始めたばかりの、ひよっこです(^_^;
つい先日、TSUTAYAで矢野さんのCDを発見し、「SAKURA STAMP」を聞かせてもらいました(o^-')b
そしたら、すっかり矢野さんに魅了されてしまったみたいで…
もし良かったら、矢野さんの吹く時意識している事とか、ブレスとか…
いろいろ教えてもらえたら、すごく嬉しいですヽ('ー'#)/
これからも、頑張って下さい('◇')ゞ
沙織さんはが文才ありますね。独特の韻をふむ文章力は素晴らしい演奏と共通点があるのかなと思っています。ラップもバップも心の中で詠っていますものね。
頑張ってください。応援しています。